三重県立熊野古道センターと奈良県吉野町の吉野歴史資料館は6月8日(土)午後1時30分から3時まで、尾鷲市向井の同センターで講演会「源氏物語が書かれた頃 熊野詣で(伊勢路)と御嶽詣で」を開く。講師は同資料館学芸職員の中東洋行さん。
両施設の連携講座。当初3月16日に計画したが、延期になっていた。NHK大河ドラマで、源氏物語の作者・紫式部が主人公の「光る君へ」が放映されている。舞台となっている平安時代は熊野詣でや御嶽(吉野)詣でが盛んに行われた時期で、熊野地域や吉野地域はどのように見られ、どのように文学作品に描かれ、どのような人が伊勢路や吉野を目指したかを読み解く。
定員は申し込み先着順80人。締め切りは6月7日(金)。申し込み、問い合わせは同センター(0597-25-2666)。