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不連続線「分水嶺を外す」

 尾鷲三田火力発電所跡地への大型製材工場誘致が白紙となった。大変残念だが、驚きはあまりない。木材の供給体制、生産性と採算性、ビジネスとしての可能性が現実的かが問われた結果。
 
 おわせSEAモデル構想において、大型製材工場は起死回生の一手であり、誘致の可否が分水嶺といってよかった。同所の広域ごみ処理施設、釣り桟橋、木質バイオマス発電、グランピングなどと次々と計画がとん挫し、現時点で実ったのは、公共工事の国市浜公園のみ。悔しいが、現時点ではSEAモデルは画餅でしかない。
 
 尾鷲の活性化のために、発電所跡地の広大な土地を活用しない手はなく、雇用の確保と地場産業の可能性を伸ばすためにも、今後も事業誘致は積極的に、粘り強く取り組んでいかなければならない。
 
 おわせSEAモデルは尾鷲再生の切り札であるならば、SEAモデルの現状を総括し、再構成する時期にきている。座してまちが衰退していくのを待っていてはならない。できること、可能性があることを整理しなければならない。
 
(R)

      10月22日の記事

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