今月、青森県を中心に開催される「第80回国民スポーツ大会」のサッカー少年男子(16歳以下)に出場する和歌山県選抜チームの一員、近大附属新宮高校2年の岡﨑海夢選手が大会を目前に控え、活躍を誓った。和歌山県は2015(平成27)年に開催県枠で出場し3位に入賞して以来の本大会。24道府県がトーナメントで争う本大会は10日(土)に開幕し、和歌山県の初戦は2回戦となる11日(日)午前10時から、八戸市南郷陸上競技場で昨年準優勝の静岡県と対戦する。
サッカー少年男子は、中学3年生から早生まれの高校2年生までが出場できる。県サッカー協会が選考会や公式試合などから20人を選抜し、本大会出場をかけて臨んだ6月の近畿ブロック大会で上位3府県に与えられる本大会への出場権を勝ち取っていた。
岡﨑選手は自チームで中盤やトップ下(MF)など攻撃的なポジションを担当しているが、選抜では右サイドバック(DF)を任されている。もともと気持ちの強さには自信があり、守備に対する意識も高くなった。一方で、得意のドリブルを生かした攻撃参加も選抜チームの武器の一つで、近畿大会初戦の滋賀県との試合(2−1で勝利)ではアシストを記録するなど攻守で活躍した。
最初はチームメイト同士で意思の疎通がうまくいかない場面もあったが、試合や練習を通して互いのプレースタイルを理解しながらチーム力を高め、その集大成を見せる時がきた。優勝候補に挙げられる静岡県との一戦を前に「相手メンバーには世代別の日本代表に選ばれるような選手もいる。その相手をどのように抑え、そして高い強度の中で自分のドリブルでどれだけ運べるか、とても楽しみ。強いチーム相手に今の自分にできることに全力を尽くし、チームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。
また、「ディフェンスをやってみて、これまでと”見える景色”が違った。ゲーム全体を見渡せるため、後ろからのコーチング(味方への指示)が大切になる。自分のチームにも伝えたい」と見据えた。
近大新宮の塩﨑統夫監督は「本校から国スポ本大会への選手を派遣できることは大変光栄。なかなかできる経験ではないので、和歌山県の代表として精いっぱい戦い、これからの自分の財産にしてほしい」と期待を寄せた。
