尾鷲市向井、三重県立熊野古道センターは12月6日(土)午後1時30分から、畑中弘生氏のロビー展「ふるさとの詩が聞こえる詩画展」のギャラリートークを行う。
畑中氏は熊野市神川町に生まれ、熊野市役所に奉職したが、不慮の事故で脊椎を損傷し下半身の自由を失った。苦境を乗り越え、風景画や静物画など数多くの油絵を描いている。
奥熊野の風習や人々の暮らしを温かく描き出す畑中氏の詩画を、熊野市歴史民俗資料館の更屋好年館長が解説する。同センターは「作者の人生と作品を通して、ふるさとの記憶や生きることの意味を静かに見つめ直すひとときとしていただければ幸いです」と参加を呼び掛けている。
参加無料。申し込みが必要で、5日(金)午後5時締め切り。
申し込み及び問い合わせは、熊野古道センター(0597-25-2666)。
