地域活性化のアイデアを語り合う「東紀州ごちゃまぜ交流会」で、尾鷲市と紀北町、御浜町の協力隊員がこの地に対する思いやアイデアを語った。
三木里の黒羽さんは、海洋プラスチック問題を熱心に訴えた。環境を軸とした関係人口づくりには可能性を感じる。海洋プラスチックに加えて、漁業、尾鷲ヒノキ、熊野古道、カーボンニュートラル、おわせ育を総動員してSDGsをテーマにした環境教育型修学旅行のメニューができないか。
前川さんは大学生の時から紀北町と付き合いがあり、「町をどうにかしたいと思っている熱い人たちがたくさんいる」と語る。意見交換でいろんなアイデアが上がったが、特にキャンプめしフェスはキャンプ場が多い町内観光の後押しになるかもしれない。
コロナ禍で仕事を失い、新天地を求めて御浜町にたどり着いた玉置さんは、現役のラジオのナビゲーターだけあって、ラジオを軸としたアイデアを推した。音で地図をつくる、という発想は面白く、各地域の方言を記録して残すことはとても意義深い。
(R)