梅雨が明けるのが早かったと思ったらここ1週間、ぐずついた天気が続いている。例年、今頃は梅雨末期で、東紀州でも雨が多いが、今年は九州や東北地方、北関東で大雨が降っている印象。
津地方気象台によると「三重県では、16日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み」という。ここで「激しい雨」は1時間30ミリ以上50ミリ未満、「非常に激しい雨」は50ミリ以上80ミリ未満の雨をいう気象庁の用語。80ミリ以上になると「猛烈な雨」と表現する。大雨は、一般的な意味。文字を読むと理解できるがラジオだと、言葉がかぶっていて、あれ?と思う。
「線状降水帯」などおそらく以前は専門用語だったものが、テレビやラジオの天気予報で使われるようになっている。これらの用語を知っておくと、危険度合いが把握しやすい。
避難勧告と避難指示の違いが分かりにくいということで、昨年から避難指示に一本化された。つまり、避難指示が出た時は、本当に危険な状況ということ。
自分や家族の安全を確保するために、天気関係は情報が充実している。アンテナを高くしておくことが安心につながる。
(M)