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不連続線「蚊の発生を抑えよう」

 これから秋にかけて悩まされるものの一つが蚊。最近は冬でも暖かい日には室内で見かけることもあるが、これからがピークとなる。

 蚊は水場に卵を産み付け、成虫になるまでは水中で生息し、ふ化から成虫になるまで10~15日程度、成虫の蚊は約1か月間生きるという。蚊とり線香や電子蚊とり器、捕虫器などがあるが、あくまで一時的。

 幼虫であるボウフラの発生を抑えることが大切で、側溝などは落葉や泥を取り除いて水がたまらないようにする、鉢植えの受け皿の水をこまめに捨てる、家の周りの整理して水がたまる場所をなくす、水をためる必要があるならふたをするか、ボウフラを食べる魚を飼うことも効果的とか。さらには成虫のすみかになる植栽などのせん定も大切とされる。

 町を歩くと、必ずどこかにごみがある。捨てられたごみは川から海へ流れ、自然環境に負荷を与えるほか、側溝などにたまって水たまりを作る原因にもなり、古タイヤや空き缶、カップ麺の容器などにたまった水でもボウフラは発生する。

 異例の早さで梅雨入りし、連日、雨や曇りの日が続いている。少しでも快適にすごすために、できることはある。

(J)

      5月19日の記事

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