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紀南抄「本当の春、早く来い」

 今年の節分は明治30年以来124年ぶりに「2月2日」となった。暦の関係で立春が2月3日となり、その影響で節分も一日前倒しに。「2月3日」で体に染みついているため、変な感覚だったが、やることは変わらず、ただコロナ禍のため神社や仏閣での節分行事はどこも縮小傾向だった。
 
 コロナ禍での新たな生活様式が影響したとみられることも。熊野速玉大社では、節分吉兆授与の郵送割合が昨年に比べ大幅に伸びた。遠方はともかく、近隣の那智勝浦町などからも普段は参拝に訪れて求めているが、今年は外出を控えるために郵送でお願いするというケースもちらほらあったという。また、全国的に恵方巻の売り上げが伸びたとのニュースもあった。自宅で家族と過ごす節分だったことが分かる。
 
 「2月3日」の立春で暦の上では春。6日のお燈祭りが終われば、紀南地方に本格的な春が訪れる。一方で、コロナの感染拡大が言われだして1年になる。ワクチン接種にめどがたったことは終息に向けた一歩になるに違いないが、一人一人が日々の感染防止対策を忘れてはいけない。本当の春よ、早く来い。
 
【F】

      2月 3日の記事

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