日々の取材活動でいろいろな方に接することができるのが記者の仕事の醍醐味だ。中でもインタビュー取材は新たな発見が多い。先日も危険業務従事者叙勲の受章者のうち2人を取材させてもらったが、消防、警察という住民の安心安全のために尽くしてきた思いの一端に触れることができた。
貴重な話を聞かせてもらったあと、それぞれの思いを読者に伝えるために記事を書く。限られた文字数にまとめなければならないが、仕事にかけた熱い思いや苦労、受章の喜び、周囲への感謝を含め、人柄が伝わるような文脈にすることを心掛けている。
記者の仕事について間もないころ、上司からよく聞かされた言葉があった。「給料もらいながら勉強させてもらっていると思え」。どの取材も新鮮で、自分の知らなかったことが取材を通じて知識となり、成長できる。現場での経験値はもちろん大切だが、初心を忘れないことも同じぐらい大切だと思っている。この仕事に出会わなければ、今の知識の半分も得ていただろうか。そう考えると感謝しかない。上司からの言葉は今でも心にとめている。
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