先日、学童軟式野球の県大会（ＪＡ旗）で優勝した、那智勝浦少年野球クラブのメンバーが那智勝浦町役場を訪れ、町長に結果報告をした。本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、例年よりも大会数が少なかったものの、東牟婁支部管内の大会は全て優勝。上位大会になる県大会には３度出場し、１回目は初戦で敗れたものの、２回目でベスト４、そして３回目で優勝を果たした。

 

　取材でプレーを見せてもらったことがあるが、攻守にわたってまとまりがあり、何より子どもたちが自信をもってプレーしている。普段の練習通りの力が試合でも発揮できていることが好結果につながっているという。

 

　一方、打倒・那智勝浦で頑張ってきたのが太地シータス・蓬莱フレンズ連合。人数の関係から単独チーム編成がかなわず、本年度も連合チームで全ての大会に臨んだ。そして先の県大会では、１回戦を突破し、ベスト８入り。連合チームは太地・蓬莱のみで、練習環境のハンディキャップを乗り越えての活躍に監督は選手らをたたえていた。

 

　さまざまな競技で単独チーム編成が難しくなっている中、今回の太地・蓬莱の活躍は勇気を与えてくれた。

 

　【Ｆ】